フォーラム

学術研究会 第9回研究発表会

  • 学術研究会 第9回研究発表会
  • 学術研究会 第9回研究発表会

    今般、第9回研究発表会として、慶應義塾大学法学部政治学科の教授である杉木明子先生をお招きして、オンラインによる研究報告をお願いいたしました。
    杉木先生は従来からアフリカの難民保護に関する研究を行われた来られましたが、今回は近年アフリカで多発するクーデターによる政権交代に関してのご報告です。特にクーデターに対して、アフリカの地域機構がどのように対応してきたかなどを中心に分析していただきました。

    報告者:杉木明子氏        
         所属・職階:慶應義塾大学法学部・政治学科・教授
         専門:現代アフリカ政治、国際関係論、紛争解決・平和構築論、
            難民・強制移動研究
    タイトル:「アフリカで多発するクーデターに対して地域機構はどう対応してきたか-
         『アフリカ人権ガバナンス』における地域機構の可能性と課題」
     アフリカでは1960代後半から1980年代末までクーデターが多発したものの、1990年代以降、クーデターは減少していった。しかし、2020年代以降、マリ、スーダン、ブルキナファソ、ニジェールなどでクーデターによる政権交代が頻発している。本報告では「アフリカ・ガバナンス・アーキテクチャー(AGA)」の枠組みで活動しているアフリカ連合(AU)などの地域機構に焦点をあて、クーデターが多発したアフリカにおいて、「アフリカ人権ガバナンス」がどのように機能している(又は、機能していない)のかを分析し、地域機構の役割と今後の課題を考察する。 
    日時:  2024年7月25日(木) 14時から15時30分
    司会:  青木一能 アフリカ協会学術研究委員会委員長(日本大学名誉教授)

    講演概要は、機関誌「アフリカ」2024年秋号にて報告を致しますのでご参照願います。
    また、講演内容は当協会HPに掲載しておりますので、ご視聴願います。
    機関紙「アフリカ」秋号にて報告いたしますが、内容をご視聴されたい方々は協会HPにて講演内容をご覧いただけますので、ご参照願います。

主催イベント

  • 講演会イベント
  • 各国・地域情報バナー
  • 検索バナー
  • 外務省人事バナー
  • 在外公館一覧バナー