フォーラム
  • 安倍昭恵総理夫人講演会
  • -フランスをはじめとする欧州及びアフリカ訪問に同行して-
    • ■日 時:2014年5月27日(火)
    • ■場 所:日仏会館ホール (渋谷区恵比寿3-9-25)
    • ■主 催:一般社団法人アフリカ協会、公益財団法人日仏協会
    • ■共 催:日仏経済交流会

 

  • 5月27日、日仏会館ホールにて安倍昭恵総理夫人による特別講演会を開催しました。安倍総理夫人は1月9日から14日にかけてオマーン・コートジボワール・モザンビーク・エチオピアの中東・アフリカ4か国を、また4月29日から5月8日までドイツ・英国・ポルトガル・スペイン・フランス・ベルギーの欧州各国を安倍首相に同行して訪問され、医療・農業・教育・福祉・芸術などの多岐に亘る分野において各国の首脳のみならず、実際に現地で活躍する女性や学生・子供達に至るまで幅広く交流され日本との一層の友好関係確立にご尽力されました。
    特別講演会には、当協会の法人会員・個人会員をはじめ総勢112名の方々が参加され、ときに洒脱な語り口の講演内容に時間の経過を忘れるほどでした。
    開会に先立ち、松浦晃一郎(一般社団法人アフリカ協会会長、公益財団法人日仏会館理事長)よりご挨拶と総理夫人のご紹介があり、特に今回のアフリカ訪問は総理夫人としては歴代初めてであることがご披露されました。
    講演では、アフリカ各国で熱烈な歓迎を受けたこと、また各地での交流を通じ溢れんばかりのエネルギーを夫人自身が感じ、近い将来アフリカの時代が来るのではないかと思うと述べられました。
    また、欧州訪問の際、ドイツの小村で自然エネルギーを自給自足して生活を営んでいることに強い感銘を受けたことを熱く語られました。
    その他、アジアにおける女子の地位向上の一環としてアジア女子大学(AUW)の支援者としてバングラディシュのハシナ首相らと活動していること、また東北大震災を教訓として今後の災害対策をしっかりと行うことは重要であるが、その対策は様々な検証によって実施方法などを柔軟に実行できるような仕組みを作るべきであることなど、様々な分野で活躍されている総理夫人らしい語り口でお話されました。
    後半では松浦会長と総理夫人との対談が行われ、エイズ対策における活動の状況、自然エネルギーに対するドイツとフランスの意識の違い、来るべき地震・津波に対する防潮堤の建設に対するご意見、最初のアメリカ訪問時のブッシュ大統領夫妻との実りのある交流など活発な意見交換がなされました。
    フロアー参加者からの質疑応答にも夫人は丁寧に且つ真摯に答えられ、盛況のうちに講演会は幕を閉じました。(フォーラム委員 成島 利晴)

 

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