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皆様に参考となる資料を紹介するコーナーです。
お忙しい方でも、手軽にデータやトピックスにアクセス出来るように
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  • 「2024 年のアフリカの見通し:加熱する選挙と金融苦境の中での強い成長」
      • 【月刊アフリカニュースNo.135掲載】

    2024 年のアフリカの経済、治安、金融等の見通しについて示すもの。概要は以下の
    とおり。
    ⚫ 経済成長:アジアに次いで世界第二位の高い成長率を示すだろう。経済成長率が最
    も高い 20 か国中、12 か国がアフリカとなる見込み。中でも東アフリカの経済が最
    もダイナミック。資源国やコモディティ輸出国も好調が予想される。
    ⚫ 治安、選挙:サヘル地域の状況は改善が望めない。スーダンの内戦も続く。南スー
    ダンの選挙も治安部隊統合の遅れなどにより、2025 年にずれ込む見込み。選挙で
    は多くの国で与党が政権を維持するだろうが、国会での過半数獲得は困難になる。
    ⚫ 債務再編・救済:債務負担により、多くの国が金融収縮を経験するだろう。ケニア
    は 6 月に償還期を迎えるユーロボンドの返済が鍵。ザンビアの債務再編は間もな
    く解決するように見えるが、他国は債務再編交渉に慎重になるだろう。
    ⚫ インフレ圧力:多くの国で弱まるだろうが、アンゴラ、コンゴ(民)、エジプト、
    エチオピア、ガーナ、ナイジェリアなど大国でのインフレが続く見込み。
    ⚫ 為替下落:多くの国で対米ドルでの為替下落が続く見込み。南部アフリカでは安定
    化の兆しが見えるが、エジプト、スーダン、エチオピア、アンゴラ、ナイジェリア
    では 2 桁台の下落が予測される。中央・西アフリカで CFA フランを使用する 14 か
    国はユーロの対ドルレートの変化に伴う変動を経験するだろう。
    ⚫ 5 つの有望な産業:①建設(エネルギー、輸送関連)、②輸送とロジスティクス(域
    内輸送)、③観光(パンデミック前のレベルに)、④資源関連(石油・ガス、再エネ、
    金属・鉱物加工)、⑤ICT。

  • 「2024 年は選挙の年:アフリカの政治が揺さぶられる」
      • 【月刊アフリカニュースNo.135掲載】

    2024 年、アフリカの 1/3 にあたる 19 か国で選挙が予定されている。そのスケジュ
    ール及び注目点は以下のとおり。


  • 「2024 年のリスク見通し:世界経済が直面する重要なリスクシナリオ」
      • 【月刊アフリカニュースNo.134掲載】

    2024 年の世界経済について、基本的には安定的な成長軌道に乗ったとしつつ、地政
    学、新技術、環境への脅威等が及ぼす影響について、10 のシナリオを掲げ、それぞれ
    が起こり得る確立とその影響を予測したもの。
    1) 金融引締め政策が継続し、世界不況と金融不安が起こる(確率:中、影響:大)
    2) グリーン技術への補助政策が世界貿易戦争を引き起こす(確率:中、影響:大)
    3) 気候変動による異常気象が世界のサプライチェーンを阻害する(確率:高、影響:
    中)
    4) 労働争議が拡大し、生産性を阻害する(確率:高、影響:中)
    5) 中国が台湾併合に動き、世界的デカップリングが突発する(確率:低、影響:極大)
    6) 米国の政権交代による外交政策の急変で、同盟関係に亀裂が生じる(確率:中、影
    響:中)
    7) 中国の景気刺激策の失敗が国家管理の強化と低成長を招く(確率:低:影響:大)
    8) イスラエル・ハマス戦争が地域紛争に拡大する(確率:極低、影響:大)
    9) AI が選挙を妨害し、政治制度への不信を招く(確率:中、影響:小)
    10) ウクライナ戦争が世界大戦を引き起こす(確率:極低、影響:極大)

    追加情報

  • イスラエル・ハマス戦争に対する国連総会決議でのアフリカの投票行動
      • 【月刊アフリカニュースNo.133掲載】

    10 月 27 日、国連総会はヨルダンが提出した「敵対行為の休止につながる、即時の永続的かつ持続的な休戦決議」を採択した。(UN General Assembly adopts Gaza resolution calling for immediate and sustained ‘humanitarian truce’ | UN News 参照)。この決議におけるアフリカの投票行動は下表のとおり。尚、既に報道されているように、中国、ロシア、フランス、ブラジルは賛成、米国とイスラエルは反対、日本、英国、インドは棄権した。

    決議

  • 「2023 年 10 月サブサハラ・アフリカ地域経済見通し:地平に明かりが?」
      • 【月刊アフリカニュースNo.133掲載】

    世界経済見通しのサブサハラ・アフリカ版。主な点は以下のとおり。
    ⚫ ロシアのウクライナ侵攻に続くインフレは世界の金利高をもたらし、国際的な需
    要の減や為替への圧力となった。このため 2023 年のサブサハラ・アフリカの経済
    活動は困難で、成長率は 2022 年の 4%に対し、3.3%にとどまると予測される。
    ⚫ 2024 年には 3/4 の国、特に非資源国の成長の回復により、経済成長率も 4%に上昇すると予測される。しかし地域内の政情不安や外的要因(特に中国経済の減速)などのリスクがあり、回復は保障されない。
    ⚫ 特に慎重な政策を求められるリスクは、1)依然として高いインフレ、2)為替圧力、3)債務に対する脆弱性と支出余力の減少、4)地域内の差の拡大。
    ⚫ 資源国は、商品価格の下落により 2023 年度の成長率が 2.6%と予測される。2024年には個人消費の伸び、新炭化水素プロジェクト、鉱物資源開発などにより 3.2%まで回復すると推定される。一方、非資源国の成長率は、消費と投資の伸びにより2023 年の 5.3%から 2024 年には 5.9%に達すると予測される。この相違は、非資源国において産業多角化がより進んでいるためだ。

  • 「2023 年 10 月世界経済見通し:グローバルな相違の舵取り」
      • 【月刊アフリカニュースNo.133掲載】

    国際通貨基金(IMF)が四半期ごとに発表している経済見通しの最新版。今期の主な
    点は以下のとおり。
    ⚫ 世界経済は昨年末に底を打ち回復基調にあるが、そのスピードは遅い。経済成長率は 2022 年の 3.5%から 2023 年には 3%に、さらに 2024 年には 2.9%に下がると予測される。一方インフレは 2022 年の 9.2%から 2023 年には 5.9%に、そして 2024年には 4.8%に下がる見込みだ。
    ⚫ 経済鈍化は高所得国でより深刻で、米国経済は予想外に回復したものの、ユーロ圏で回復が遅れている。新興国は回復しているが、不動産危機に直面する中国は例外だ。
    ⚫ 銀行セクターの不安定化は避けられたものの、ダウンサイドリスクは依然存在す
    る。主に 1)中国の不動産危機と信用の失墜、2)地政学的緊張による商品価格の
    変動、3)減少したとはいえまだ高いインフレ率。
    ⚫ インフレに対する金融引き締め策を緩める時期の見極めは重要だ。また財政政策
    は金融政策と連動しなければならない。
    ⚫ 中期的展望に目を転じるならば、特に新興国や開発途上地域での成長の見通しが
    弱く、生活水準の向上が遅れる。構造改革を進めなければならない。また、国家間
    の政策の調和が必要だ。

    経済見通し

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