
皆様に参考となる資料を紹介するコーナーです。
お忙しい方でも、手軽にデータやトピックスにアクセス出来るように
工夫しています。
ご興味のある資料は検索してみて下さい。
- 世界経済の通し、2021年
- 【月刊アフリカニュースNo.103掲載】
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“World Economic Outlook 2021:Managing Divergent Recoveries”、
IMF、 2021年4月
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2021/03/23/world-economic-outlook-april-2021
・世界経済はより堅調であるが、高い不透明性の中で多様な回復基調にある。
・世界的な見通しは、パンデミックの中にあって、非常に不確かである。ワクチンの接種の拡大が明るさをもたらすものの、新しい変異ウイルスと蓄積された犠牲者の数は今後も容易でないことを示すものである。今後の見通しは、ウイルスとワクチンの戦いと不確実性の中で経済政策がどれだけこの危機の足跡を残さずに実績を積み上げられるかに懸かっている。
・世界の経済成長は2021年には6%と予測されているが、2022年には4.4%に後退すると
予測される。これは2020年10月の予測より高い。いくつかの経済大国の財政支出の増加、2021年後半のワクチンの効果、抑制されたモビリティーに経済活動が適応したことが貢献している。
- アフリカのデジタル化の進展と中国の役割
- 【月刊アフリカニュースNo.103掲載】
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“Three reasons why Africa’s digital future is deeply intertwined with China”、
Africa at LSE、 Shirley Ze Yu、3月1日Three reasons why Africa’s digital future is deeply intertwined with China
中国のアフリカのデジタル経済への影響は、発展し続けており、スロウダウンするサインは見られない。インフラへの投資を超えて、ビジネスモデル全体を再構築している。
このブログは何故アフリカのデジタル未来が中国と絡みあっているのか、そしてアフリカの工業開発への意味があるのかを説明している。
① テレコムのインフラ:2019年末までにアフリカで売られたスマホの49%は中国製である。アフリカで売られるスマホ10台の内4台は中国の会社Transsionである。スマホよりアフリカにとって大切なのは、モバイルカバレッジの普遍性と信頼性を可能にするために、堅牢な通信インフラを必要としている。
② Eコマースエコシステム:デジタルインフラの発展に従ってアフリカのEコマースのプラトフォームも進化している。中国のデジタル エコシステムの経験から学んでいる。Eコマースのプラトフォームはモバイル決済と合併している。これは中国のフィンテックの在りようで、20世紀の商業銀行の活動がなかったアフリカで理想的な解決策である。
③ 物流インフラ:Eコマースの効率は、物理的な製品やサービスのオンライン販売の
ための堅牢なインフラが必要である。現在の小売売上高の50~75%は、大陸の物流に起因している。
- 「アフリカのCOVID-19感染者数とワクチン接種状況」
- 【月刊アフリカニュースNo.102掲載】
4-1 国別COVID-19感染統計(感染者、回復者、死亡)
Covid-19 Cases in Africa
https://allafrica.com/coronavirus/#covid19-map
4-2 国別COVID-19 ワクチン接種状況
https://theconversation.com/interested-in-vaccine-rollouts-across-africa-heres-a-map-to-guide-you-156802
URLを開くと当日の統計が示されます。
- 「2021年に向けたアフリカへ提言」
- 【月刊アフリカニュースNo.102掲載】
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“FORESIGHT AFRICA 2021”
Brookings Institute
https://www.brookings.edu/research/foresight-africa-2021/ アウトラインhttps://www.brookings.edu/wp-content/uploads/2021/01/foresightafrica2021_fullreport.pdf 本文
・この論文は2021年のアフリカにおける最優先事項を選んでいる。強力で、
持続可能な、成功したアフリカを望むアフリカ人と世界中の人々のために
用意した。今後一年間のアフリカにおける開発政策やその実践に影響を
及ぼす主要な課題に関する対話を促進することを希望する。
(以下は各章の簡単な内容紹介です。各章は政策提言を含んでおり、提言は
一読の価値があると思います。)
第1章 アフリカ経済のリセット、
アフリカの成長していた経済は、パンデミックによる世界経済の影響を
大きく受けた。アフリカ経済の大部分であるインフォーマル部門への打撃
は大きい。アフリカの政策立案者達は、パンデミックを機会ととらえ、経済
のリセットを計画し、以前より強い経済の建設を目指すべきである。
第2章 公衆衛生へのサポート:次のパンデミックに備える、
COVID-19の感染を収束し、人々の健康を確保しなければならない。アフリカ
はしばし感染症による損害を受けている。次の感染症が来ることを想定し、
保健医療システムの拡大、充実を図る必要がある。
第3章 人材開発:脆弱な人口の保護、
最近アフリカは保健衛生、教育の分野で大きな前進を遂げている。
そのモーメンタムヲモーメンタムを失わないことが大切である。特に女性
の役割は対パンデミックでも大きい。アフリカ女性の長期的な支援を計画
すべきであろう。
第4章 民間部門のリーダーシップ:ビジネスの構築と雇用の創出、
人材、ビジネス、資源への投資なしには経済成長はありえない。新たな
ビジネスモデルの構築、アフリカのユニークな強靭さを発見し、パンデ
ミック後の経済再建に取り組むべきである。特に民間部門の成長は検討
されるべきである。
第5章 大陸の統合:活性化するアフリカを統合、
アフリカのビジネスの成長にとって地域的結束と経済的統合は、今まで
以上に重要な要素である。アフリカ大陸自由貿易協定はパンデミックの
ために一時的に足踏み状態であるが、引き続きその再開に努力すべきで
ある。アフリカ諸国の国境を容易に超えることが出来れば、アフリカの
外への依存関係を少なくすることが出来る。団結したアフリカのための
提案が提示されている。
第6章 良いガバナンス: 人々とリーダーとの間の信頼の構築、
複雑な保健衛生と経済成長を裏付けるものが、良いガバナンスである。
民主的な諸制度の強化、公正な選挙、包括的な改革が安全で生産的な社会
を維持する鍵である。政府と国民の信頼関係が必須である。政府と国民の
関係は非常に複雑である、特に危機の中では政府が効果的に、平等に、
包括的に機能するための提言を提示する。
- 「世界の自由 2021」
- 【月刊アフリカニュースNo.102掲載】
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“Freedom in the World 2021”
Freedom House
https://freedomhouse.org/sites/default/files/2021-02/FIW2021_World_02252021_FINAL-web-upload.pdf
・15年間継続して「自由」は縮小している。
2020年はパンデミックと暴力的な紛争が世界を震撼させた。民主主義の
擁護政権は権威主義的な政権とぶつかり、そのバランスは専制的な政権
に傾いているように思われる。このような傾向は過去15年間継続して
いると観察できる。現職の指導者達は、色々な口実を使って反対派を粉砕し、
勝利している。国際的な支援を欠く活動家は、懲役刑、拷問、殺人に直面
することもある。2006年以来、悪化している国は改善した国を上回っている。
長い民主的な不況が継続している、と言える。
(図表は、本文よりご参照願います。)
・COVID-19の影響。
2020年初頭からのパンデミックは、世界的な「自由」の縮小を加速して
いる。選挙、法の支配、集会や移動の自由に関する制限が実施された。
民主主義国も専制支配国もウイルスとの戦いには成功と失敗を重ねて
いる。専制支配の国の国民は、政府への抵抗する手段に欠けていると
言えないこともない。 現在までのところ、パンデミックによる社会の
変化は多く、所得、生活水準、人口動態、人種差別、ジェンダー差別等
を挙げることが出来るが、一番深刻なのは政治の変化ではなかろうか。
・サブサハラ・地域における変化。
民主化の進歩として、マラウイの選挙を挙げることが出来よう。最高裁
による大統領選結果の無効を受けて、再選挙が2019年に無事に行われた。
スーダンにおける民衆的な諸改革:アカデミックの自由、FGMの禁止、
女性の海外旅行の緩和等である。しかし、多くの国で移動の自由の制限、
暴力的な選挙、現職大統領の長い任期の更なる延長も観察された。
エチオピア、カメルーン、モンザンビークにおける国内避難民の発生も
指摘できる。
(図表は、本文よりご参照願います。)
- 「アフリカ統計年鑑 2020」
- 【月刊アフリカニュースNo.102掲載】
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“African Statistical Yearbook 2020”
AfDB、ECA, AUC, 2021 .1. 12
https://www.afdb.org/en/documents/african-statistical-yearbook-2020
・ この年鑑は443ページで、英語と仏語で記されている。
・ 構成は最初に諸統計の説明が下記の通りにある。アフリカ全体の
諸統計の傾向等の説明はない。
Ⅰ. 社会、人口 指標―人口、健康、教育
Ⅱ. 国民所得― GDP, GDP 経済活動別、GDP 支出別
Ⅲ.インフレション Ⅳ. 農業
Ⅴ. 鉱業 Ⅵ. エネルギー
Ⅶ. 観光、インフラ Ⅷ. 財政、金融
Ⅸ. 貿易
・ 統計年鑑には珍しいことであるが、「アフリカにおける不正金融フロー(IFF)対策」
一章が設けられている。
1.アフリカにおける金融の活性化と不正金融フロー, 2. IFFの当事者、
3.IFFと商業活動 4.IFF と犯罪、 5.IFFの取り締まり、
6. IFF との戦いの課題、 7.アフリカにおけるIFF抑制、
8. 国内資源の動員、 9. 政策提案、 10. 資金洗浄対策
11.アフリカ政府、地域組織、援助国、 12 南南協力 13. 結論と提案
・Section I 諸統計のサマリー表、アフリカ全国が対象
・Section Ⅱ 各国別統計




