第16回大使を囲む懇談会開催
- 新井辰夫・駐ジブチ大使を囲む懇談会
- 3月9日午後、国際文化会館において新井辰夫・駐ジブチ大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計10名出席)。新井大使よりアフリカの角と言う地政学上の要衝であり、また海上交通・運輸の拠点である同国の内政、外交、経済、社会、日本との関係などについて説明があり、その後出席者より、海賊行為の抑止に成功している中でのわが国の自衛隊部隊の役割、周辺国との関係、外貨管理とLC、海賊の目的(貨物も対象か)、仏との関係、農業の現状、水資源開発、電力の自給状況、諸外国がジブチに軍事基地を有する目的、鉄道運輸の現状、中国の進出、地域協力機構の有無などについて質問がありました。(担当委員:鈴木優梨子)
第15回大使を囲む懇談会開催
- 軽部洋・駐コンゴ(民)大使を囲む懇談会
- 2月15日午後、国際文化会館において軽部洋・駐コンゴ(民)大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計16名出席)。軽部大使より同国の政治・経済情勢概要と、特に昨年から今年にかけての大統領選挙をめぐる動き、マクロ経済情勢(鉱物セクターの現況、債務状況、IMFとの関係、外貨準備高の減少等)、中国等との関係、経済協力等の日本との関係などについて説明がありました。
出席者からは、ベルギーとの関係、対日感情、治安状況、東部の実情、今後の動きにより日本が選挙結果を認める場合の基準、地方の統治状況、韓国との関係、銀行が機能しているか否か、銅価格の下落により政府予算が著しく縮小したと聞くが、国民生活の見通し、債務帳消し後の日本からの望ましい支援、中央部の開発状況、運輸インフラ等について質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第14回大使を囲む懇談会開催
- 吉田雅治・駐タンザニア大使を囲む懇談会
- 1月18日午後、国際文化会館において吉田雅治・駐タンザニア大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計24名出席)。吉田大使より同国の政治的安定性、言語、主要産業と産業構造,GDP成長率、内政と外交、ビジネスと日本企業の動向、開発協力の現状、EAC概要、財務・債務状況などについて説明があり、また事前提出質問に答える形でウガンダ・タンザニア石油パイプラインについても説明があり、出席企業等からは、既に埋蔵が確認されている天然ガスの開発状況、自社が「タ」国内で展開する工場に関する件、中国企業の進出度、近く完成するエネルギー関係のプラントに必要な人材開発について、進出起業が行うべき望ましいCSRとは何か、日本の知恵を得たい分野等について質問が出されました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第1回在京大使を囲む懇談会開催
- S.K.マイナ駐日ケニア大使との懇談会
- Country-study Meeting with
H.E.Mr.S.K.Maina, MBS, Ambassador of Kenya to JapanThe Society held its first Country-study meeting on 17th January at the International House in Tokyo, with the presence of H.E. Mr.S.K.Maina, Ambassador of the Republic of Kenya to Japan. (Number of attendants; 30 persons.)
Ambassador Maina first explained the political, executive and legislative systems of Kenya, the Constitution, County system and achievement of MDG goals, followed by introducing a video programme highlighting its achievement of economic development and suitability for investment. Its culture, industry, technology innovation, capital markets, investment from
foreign countries including Japan, energy and “Blue Economy” were also explained.Questions from the attendants included the assessment of the ongoing Vision 2030, possible effect of the outcome of the Presidential election of USA, the present stages of operation of EAC, 2017 elections (whether it will be done without postponing the timetable), systems to encourage use of much developed technology in the area of building houses, use of M-pesa and individual use of banks, roles of administrative chiefs, any advice for the role of Japanese nationals to do business in Kenya, and etc.
S.K.マイナ駐日ケニア大使との懇談会
1月17日午後、国際文化会館において、S.K.マイナ駐日ケニア共和国大使にケニア事情を伺う会を開催しました(会員企業等から出席者30名)。先ずマイナ大使より同国の政治システム(行政、国会、憲法、政治制度、地方行政、MDG目標実施状況について説明した後、同国の経済や投資環境を紹介するビデオを紹介しつつ、文化、産物、技術革新、日本を含む諸外国からの投資状況、エネルギー開発、海洋開発等について説明がありました。会員企業等からは、
ヴィジョン2030の進捗状況のアセスメントについて、米国大統領選挙結果のケニアへの影響、EACの実際の動き、建設業において技術開発を促進するシステムの有無、Mペサの普及と銀行の個人利用状況、今年の選挙の見通し(遅延なく実施可能か)、行政におけるチーフの役割、これから日本人がケニアの開発に関係する場合果たすべき役割等についての質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第13回大使を囲む懇談会開催
- 佐藤正明・駐ガボン大使を囲む懇談会
- 1月11日午後、国際文化会館において佐藤正明・駐ガボン大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計16名出席)。佐藤大使より2016年8月に行われた大統領選挙の結果(実質的にアリ・ボンゴ大統領とジャン・ピン候補の一騎打の様相を呈し、ピン候補は各州で得票を固めたが地元州で大勝したボンゴ候補が僅差で勝利)及び選挙後の内政と外交状況についての説明、石油、マンガン等の資源に関する経済状況等について説明がありました。
出席者からは、2008年に同国に出張した際、石油資源の枯渇について聞いたがどうなっているか、国民議会が適正に成長しているか、同国のメディアの現況、中国の援助動向、中部アフリカにおいて同国の企業環境が優れているとするレポートを読んだがその理由、大統領選が残した「しこり」を解決して安定の方向に向かう見通し、同国は日本の有償協力にも無償協力にも向いていないが、その中でいかなる形の支援を実現するか、ABEイニシアティヴの研修生を出しているか、イスラム教人口が1%という説明を読んだが、大統領はじめイスラム教徒はより勢力を持つのではないか、などの質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)