第1回牧野前JICAガーナ所長を囲む懇談会開催
- 第1回牧野前JICAガーナ所長を囲む懇談会
- 8月1日午後、国際文化会館において牧野耕司・前JICAガーナ事務所長(現在企画部審議役)を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計19名出席)。牧野前所長より「西アフリカのエントリーポイント」と題して、同国の概要、昨年の総選挙結果と政権交代、新政権の特色、マクロ経済の概況、日本との関係と期待、JICA事業の概要と各分野の状況、同国の開発の課題などについて説明しました。その後出席者より、援助に関係する日本企業のVAT、若年の失業者への対応ぶり、アクラの首都としての実力、電化率と電力供給の質の問題、チョコレートのような付加価値を国内で付与する例が他にあるか、コメの倍増計画の進捗状況、「西アフリカのエントリーポイント」としての位置づけだが、仏語圏諸国との関係はどうか、それだけの実力があるか、治安、石油探査状況などについての質問が出されました。(担当委員:鈴木優梨子)
第9回大使を囲む懇談会開催
- 岡村邦夫・駐カメルーン大使を囲む懇談会
- 7月20日午後、国際文化会館において岡村邦夫・駐カメルーン大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計13名出席)。岡村大使より同国の(来年大統領選挙を控えている)内政、経済状況、使用言語、治安状況、日本との関係(開発協力、サッカーを通じる縁など)を「意外な実力派?」という観点からまとめた説明がありました。その後出席者より、日本の民間企業が進出する場合、現地企業と組むのがよいのか、また大使館は相談に乗ってくれるのか、国営企業の民営化プロセス、中国企業の存在感、在日カメルーン人の規模と職業、数年前に比べて治安が向上しているか否か、2019年アフリカ・カップの主催国としてその準備と経済成長を結び付けていくのか、輸出品目に綿花があり、他方輸入品目に繊維製品とあるが、国内の繊維産業の発達程度はいかなるものか、他国に比べて大規模の会社が多いが、経営者はカメルーン人か、国防費が増えているのはテロリスト対策か、電力と通信面での開発状況などについて質問が出されました。(担当委員:鈴木優梨子)
第2回在京大使を囲む懇談会開催
- チャム駐日エチオピア大使との懇談会
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Country-study Meeting with
H.E.Mr.Cham Ugala, Ambassador of the Federal Democratic Republic of Ethiopia to Japan. (Number of attendants; 27 persons.)Ambassador Cham explained the general situation of Ehiopia, its government systems, legislature, principles of foreign policy, economy, infrastructure, development plans and its long history and political and economic ties with Japan. He also touched upon the situations of transport sector, energy, industrial parks, etc.
Questions and comments raised by the attendants include the present situation of matters related to the development strategy of health, security situation, energy (method to decide the electricity tariff), possibility of Ethiopian Airways to contribute to the country’s industrial development (such as export of cut flowers), use of hydro-electric power of the River Nile and its tributaries ( how the interests of up-stream and lower-stream nations are resolved), Ethiopia’s policy on the control of foreign currency (especially issuance of the “Letters of Credit” ). Also asked were the questions on the state of emergency in some parts of the country, the government policy on privatization, meaning and implication of “National Pride and Prestige as the core of the foundation of the Foreign and the National Security Policy.チャム駐日エチオピア大使との懇談会
5月16日午後、国際文化会館において、チャム・ウガラ駐日エチオピア大使にエチオピア事情を伺う会を開催しました(会員企業等から出席者27名)。先ずチャム大使より同国の概況、政府、法律、外交理念、経済インフラと開発計画、同国の長い歴史と日本との政治的・経済的関係について説明があり、また運輸、エネルギー、工業パーク等についてもお話がありました。
会員企業等からは、健康分野の開発政策、治安状況、エネルギー(特に電力料金の決定方法)、エチオピア航空が例えば切り花の輸出など工業開発の促進に貢献できないか、支流を含めたナイル川の上流と下流の諸国で水力(電力)利用について異なる利益をどう調整しているのか、外貨政策(例えばL/C開設)、最近いくつかの地方で非常事態宣言が出されたことについて、政府の民営化政策、外交政策と治安政策の基本としての「誇りと威信」が現実に有する意味、などについて質問が出されました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第8回大使を囲む懇談会開催
- 柳沢香枝・駐マラウイ大使を囲む懇談会
- 6月28日午後、国際文化会館において柳沢香枝・駐マラウィ大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計20名出席)。柳沢大使より同国の国民性(温和)、最近の内政状況、対外関係、インフレ率、国家予算、財政、経済動向、国家開発計画、貿易状況、投資状況、経済特区、エネルギー開発、日本との関係(貿易、援助実績)等について説明があり、次いで出席者よりタバコ生産、中国の進出状況、回廊開発、インドやヨーロッパ諸国との関係、マラウィ湖の国境問題、大地溝帯に位置する同国では、地熱開発の可能性が大なのではないか、小規模電力提供の有無、公衆衛生上の開発支援の要請が日本にあるか否か、水資源開発の現況とマラウィ湖の水の利用が可能か否か、国内のメディアの報道の実態、日本のJOCV派遣実績が最大であるマラウィでの、現在の派遣分野、HIV感染の現況、一村一品運動の展開が可能か否か、製造業開発の重点分野などについての質問が出されました。(担当委員:鈴木優梨子)
第7回大使を囲む懇談会開催
- 側嶋秀展・駐ザンビア大使を囲む懇談会
- 6月15日午後、国際文化会館において側嶋秀展・駐ザンビア大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計19名出席)。側嶋大使より南部アフリカ地域の安定勢力としての同国の内政、近隣国からの難民の受け入れと同国社会への統合に取り組んでいること、経済状況(銅価格低迷の中での産業多角化の試みの進捗他)、日本との友好関係などについて説明があり、その後出席者より大統領の権限、インフレの程度とその影響、モノカルチャーからの脱出において、農業・製造業などの面で日本の技術が貢献しうる余地は存在するか、エネルギー開発状況、女性の教育機会と社会進出が増大しているか否か、外貨準備とL/C開設状況、難民受け入れはザンビア定着を目指すのか、日本からのシニア・ボランティアが多いがその分野は何か、観光開発状況、高円宮スクールの現況などについて質問が出されました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第6回大使を囲む懇談会開催
- 澤田洋典・駐アンゴラ大使を囲む懇談会
- 6月13日午後、国際文化会館において澤田洋典・駐アンゴラ大使を囲む懇談会を開催し、会員企業や協会関係者26名が参加致しました。まず、澤田大使より「転換期のアンゴラと日・アンゴラ関係」と題して、アンゴラは現在転換期にあり、日本にとってチャンスであるというお話を戴きました。安定した政治情勢、2017年総選挙のスケジュール、政権交代の見通し、経済指標と経済情勢、主要産業の状況、日・アンゴラ関係、経済協力などにつき、最新の情報をお話し戴きました。次いで出席者から、次期政権への移行に伴う現職大統領周辺の情勢や、金融改革、人口の伸びと関連資材産業、農業開発でのブラジルとの連携や地雷による障害、韓国企業の動向などについての質問があり、予定時間を延長しての活発な懇談会となりました。 (担当委員:淺野昌宏)