2017年
第5回大使を囲む懇談会開催
- 伊藤秀樹・駐スーダン大使を囲む懇談会
- 5月31日午後、国際文化会館において伊藤秀樹・駐スーダン大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計18名出席)。伊藤大使より同国の最近の治安状況(首都周辺では比較的良好)、ダルフール地域でも治安は改善されたこと、国民対話の実施、米国による経済制裁の緩和(1月に部分的解除され、7月に最終的に解除されるかが注目される)などから、欧米企業のスーダン訪問なども行われていること、対日関係では日本製品について高い信頼度があること等について説明があり、その後出席者より外貨準備状況、外国からの送金が可能か否か、南スーダンの状況、周辺国を含む物資の運輸の実態と安全度、外国企業が入った場合、社員の就労許可が短期間に発行されるか否か、エネルギー、特に電力事情及びインフラ整備状況などについて質問がありました。(担当委員:鈴木優梨子)
第4回大使を囲む懇談会開催
- 尾西雅博・駐ボツワナ大使を囲む懇談会
- 5月25日午後、国際文化会館において尾西雅博・駐ボツワナ大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計15名出席)。尾西大使より同国の政治情勢、外交、日本との関係(昨年日本との国交樹立50周年を迎えたこと、技術協力により地デジ日本方式を推進、投資促進他)、経済情勢、鉱物資源、SADCとの関係などについて、統計、各種指標等を引用しつつ説明がありました。その後出席者より地デジ技術定着の方法(番組内容の充実を含む)、SADC域内経済、国内製造業の開発状況、次期大統領選挙の展望、中国の進出状況と分野、若年層の失業問題、高等教育への進学率と男女比、ビジネス戦略策定などに邦人がかかわる可能性、部族長の任務、ネット通販の発達程度、郵便事情、優れた観光資源はもっと邦人観光客を引き付けることが可能ではないか、ダイヤモンド関係の収入は誰を潤すのか、などについて質問がありました。(担当委員:鈴木優梨子)
第3回大使を囲む懇談会開催
- 草桶左信・駐ナイジェリア大使を囲む懇談会
- 5月19日午後、国際文化会館において草桶左信・駐ナイジェリア大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計22名出席)。草桶大使より同国の内政、治安、経済事情について、最近の政局の動向、北東部やナイジャー・デルタにおける治安をめぐる動き、石油生産、雇用、製造業、インフラ投資、経済成長率、ビジネス環境等を中心に説明があり、その後出席者よりボコ・ハラムの最近の女子生徒一部解放の意味、外国人への労働許可発出の現状、外国企業が進出した場合、土地取得に制限があるか否か、工業用の電力、用水の確保の可能性、道路整備状況、ケニアに存在するような住民の自助グループが存在するか否か(存在すればそれを販売の対象にすることが可能)、外貨準備とL/C、中国との関係、労働者の賃金アップの構造的仕組み、経済特区や工業団地の存在、日本企業が進出する場合、どのようなパートナーと組むのか、製造業におけるローカル・コンテンツ拡大の政策の有無、最近の日本企業進出状況、ECOWASの中の立ち位置、ABEイニシアティブ研修員に多数応募しているか、などの質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第2回大使を囲む懇談会開催
- 小笠原一郎・駐マダガスカル大使を囲む懇談会
- 4月25日午後、国際文化会館において小笠原一郎・駐マダガスカル大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計18名出席)。小笠原大使より基本情報、財政、インフラ、教育等の国内の諸問題、経済状況(ポテンシャルと資源,IMFの拡大融資ファシリティ開始等)、内政状況、戦略的な要衝の地に位置すること、日本との関係(ニッケル開発、円借款によるトアマシナ港拡張計画他)について説明するとともに、資源大国マダガスカルの潜在性に着目する日本企業が益々増えており、日本大使館としても、これら日本企業を積極的に支援していきたい旨の発言がありました。
次いで出席者から、中国の進出状況、産業の多角化をどう進めているか、外国資本・企業等がからむ場合の紛争処理の法的整備度、仏との関係(領土問題あり)、IMFの拡大融資ファシリティはプロジェクト支援か財政支援か、日本が進出する際、インド企業または現地のインド人と組む可能性の有無、兼轄国コモロの概況、マダガスカルとコモロへの青年海外協力隊派遣の有無などについての質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第1回大使を囲む懇談会開催
- 黒木大輔・駐マリ大使を囲む懇談会
- 4月12日午後、国際文化会館において黒木大輔・駐マリ大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計12名出席)。黒木大使より同国の内政、特に北部トゥアレグ人勢力のこれまでの主な動き、和平協定、イスラム武装勢力の動き等に焦点を当てながら、国連PKOの活動、仏駐留軍の動き他について説明するとともに経済・開発の概況、対日関係等について説明があり、その後出席者より、首都の治安状況と邦人がビジネス目的で渡航することの可否、北部の開発状況、ブルキナ・ファソとの関係、北部武装勢力のボコ・ハラムとの関係、中国の進出度、コナレ元大統領の現在の状況、マリに現在住む難民の出自、今後同国とビジネス関係を築く場合、第三国の国民を通じる可能性があるか、ビジネス・チャンスの発掘方法、ABEイニシアティブ研修員を送り出しているか否か、JOCVが入ることについての協定は存在するが、実際展開しているか否か、首都のホテル事情及び電力供給事情などについて質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第17回大使を囲む懇談会開催
- 亀田和明・駐ウガンダ大使を囲む懇談会
- 3月14日午後、国際文化会館において亀田和明・駐ウガンダ大使を囲む懇談会を開催しました(会員企業等より計19名出席)。亀田大使より特に同大使が在ウガンダ大使館次席館員として勤務していた10年前と現在を比較対照しつつ同国の政治・経済情勢、対LRA和平交渉、石油埋蔵の発見、難民の流入、日本との関係(ODA事業、日本人が活躍する企業等、国民の日本観他)、中国の進出などについて説明がありました。
出席者からは、ナイル架橋案件への韓国企業の参加、ネリカ米、首都の住宅建設状況、過去において事件があったアルパート湖周辺の現在の治安状況、コンゴ(民)とルワンダ等の近隣国との関係、大規模インフラ案件で日本がインドと組む可能性、日本の中小企業が進出する際注意すべき点、内陸国という条件が有利に働く点の有無、女性の進出度、地熱開発、北部回廊、高等教育の水準、JOCV隊員の派遣分野、環境問題等について質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)