2016年
第6回大使を囲む懇談会開催
- 坂本秀之・駐ナミビア大使を囲む懇談会
- 5月13日午後、日仏会館会議室において坂本秀之・駐ナミビア大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計14名)。
坂本大使より、同国の歴史、内政、外交、ウラン等の資源状況、エネルギー・水分野(淡水化を含む)等での開発ニーズ、ナミビア政府による「貧困・経済格差削減促進計画」(HPP)や我が国との関係(昨年7月に日本大使館開設)等につき説明がなされた他、出席者から、ナミビア法制度、ドイツ系住民の現状、土地改革、ウォリスベイ港を中心とした国際物流ハブ開発、中国の進出と影響度、水産分野の協力、電力事情、報道の自由度がアフリカ1である理由、などについて質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第5回大使を囲む懇談会開催
- 松原昭・駐マリ大使を囲む懇談会
- 4月27日午後、日仏会館会議室において松原昭・駐マリ大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計10名)。
松原大使より同国の基礎情報、地政学上の重要性、北部と南部の異なる歴史と内政、トゥアレグ蜂起の歴史、昨年の和平・和解合意と治安情勢、MINISUMAの駐留、経済開発の現況、主要ドナーの経済協力実施状況等、日本との関係について説明を伺った後、出席者からトゥアレグはイスラム教徒なのか、首都の治安、北部3州での基礎教育実施状況、ダカール・バマコ間の運輸・交通、ギニアとの運輸、金鉱山の治安状況、MINISUMA兵士の不祥事が報道されたが右への国民の信頼状況、北部3州の今後の動向、ECOWAS内の立場等について質問が出されました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第4回大使を囲む懇談会開催
- 川村裕・駐コートジボワール大使を囲む懇談会
- 4月21日午後、日仏会館会議室において川村裕駐コートジボワール大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計21名)。冒頭川村大使より同国の政治、ウワタラ大統領の2期目の課題、3月のテロ事件、経済状況(公共投資が牽引する力強い成長、経済成長率、投資環境整備、農産品の加工度向上を目指している等)、日本との関係と経済協力、開発への日仏協力の現状などについて説明があり、出席者からは今年3月のテロの影響、日仏協力の詳細、エネルギーの自給度、国連コートジボワール活動、地方電化、ホテル建設計画、ABEイニシアティブへの関心度、兼轄国のニジェールとトーゴの概況、国債発行状況、対外債務、コートジボワ―ル航空の現状、健康保険と薬価等について質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第3回大使を囲む懇談会開催
- 水谷章・駐モザンビーク大使を囲む懇談会
- 4月18日午後、日仏会館会議室において水谷章・駐モザンビーク大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計21名)。水谷大使よりモザンビークを含む南部アフリカ諸国が近代以降歩んだ、資源や欧州各国の利害もからむ歴史的背景にも言及しつつ、モザンビークの内政、野党の動向、経済・開発の現況と資源、近隣国との関係、日本のODAによる支援、民間進出状況等について説明があり、次いで出席者から外貨準備高、道路インフラの整備状況、電力、ナカラ回廊、鉄道の輸送能力、教育の普及状況、農業開発、日本との投資保護協定と今後の進出可能な分野、英語の通用程度等について質問がありました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第2回大使を囲む懇談会開催
- 牛尾滋・前コンゴ民主共和国大使を囲む懇談会
- 4月12日午後、日仏会館会議室において牛尾滋・前駐コンゴ民主共和国大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計22名)。牛尾前大使より復興から開発への道を歩んでいる同国の内政(国政選挙、地方選挙実施の遅延、与党と野党の現況他)と経済概況(カントリーリスクが高いのでどの国もあまり積極的な投資に着手しない、鉱物資源は豊富だが最近の資源価格低迷などにより国家予算は減少、マクロ経済状況、インフレ率、電力、道路などのインフラ整備状況)、と日本との関係(過去の関係から知名度はあり、柔道なども盛ん)について説明がありました。出席者からは中国の進出度、マタディ橋の現況、インガ・ダム(第二)について、ベルギーとの関係、失業問題、遅れている国政選挙の今後の実施見通し等について質問が出されました。
(担当委員:鈴木優梨子)
第1回大使を囲む懇談会開催
- 吉田潤・前モーリタニア大使を囲む懇談会
- 4月5日午後、日仏会館会議室において吉田潤・前駐モーリタニア大使を迎え、同国の近況について伺う会を開催しました(会員企業等から出席者計11名)。
吉田前大使より同国の内政(昨年行われた与野党の対話は現在中断中、国民を形成する3つのグループ他)、外交(AU、G5、ヌアクショット・プロセスなどの場での立場)、経済(鉱物資源、水産資源、動物資源があるが、特に若年失業者が多い状況の改善が必要、など)と日本との関係(水産関係、これまでの援助は教育と保健衛生分野が中心)について説明がありました。出席者からは日本の同国からの「たこ」輸入の実際の状況、水資源、エネルギー開発状況、中国の進出度、隣国との関係等について質問が出されました。
(担当委員:鈴木優梨子)