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- 2026年度版「2026年の新興技術トップ10」
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- 【月刊アフリカニュースNo.165掲載】
- 【月刊アフリカニュースNo.165掲載】
- “Top 10 Emerging Technologies of 2026”
世界経済フォーラム、 2026年6月
https://www.weforum.org/publications/top-10-emerging-technologies-of-2026/
「新興技術トップ10」は、世界経済フォーラムが科学系出版社のフロンティアとともに毎年発表しているもので、2026年は14年目となる。新技術の選定基準は斬新さ、開発過程及びインパクトの可能性で、政府、産業界、研究機関などが実用化を決断する段階に至ったもの。2026年に選定された技術Love, grace and world peace: how an African saint has shaped Pope Leo’s worldviewの特徴は、1)より個人化され、2)普及の可能性が高く、3)少ない資源で大きな成果を生むもの、としている。10の技術の概要は以下のとおりで、いずれも実用化が始まっている。
1) あらゆるものをグリッドのエネルギー源とする技術
新化学物質を用いた、より迅速に充電でき、より長持ちするバッテリーを、効率的な調整ソフト及び最新のグリッド還流モデルと組み合わせる技術。これにより、建造物や自動車が、受動的な電力消費者から、グリッドの電源となる。
2)リチウムの直接抽出技術
アルミニウム複合体などの吸着剤を用い、リチウムイオンのみを抽出する技術。これにより、塩水蒸発池で数か月かかっていたリチウム抽出が、数時間で可能になる。また、抽出の場所も選ばない。
3)受動的な放射線冷却技術
ペンキ、屋根瓦、窓のフィルムなどに微細な空気の泡を用い、太陽光が熱に変わる前に分散させることにより冷却するシステム。エアコンによる電力消費を抑えることができる。
4)有機フッ素化合物破壊技術
安定性が極めて高く分解しにくい炭素・フッ素化合物を、超臨界流体、電気化学処理、紫外線光触媒により分解する技術。これにより水質汚染を防ぐことができる。
5)精密発酵技術
微生物がタンパク質、脂肪、その他分子を作り出すようプログラムし、産業化する技術。食料や薬草が土地、気象条件、家畜などに影響されずに生産可能となる。
6)細胞外小胞による薬品運搬
細胞外小胞を、薬品が身体の免疫機能に阻害されずに治療を必要とする部位に届けるように設計する技術。癌、神経疾患、COVIDなどに有効。
7)カスタマイズされたメッセンジャーRNAによる癌ワクチン
患者本人の腫瘍から合成したメッセンジャーRNAワクチンにより、細胞が癌を認識し、修正するように導く技術。患者それぞれの症状に対応できる。
8)薬剤発見のための量子シミュレーション
開発中の新薬がどのように身体に作用するかを、分子と原子の相互作用と同じ論理でシミュレーションする技術。コンピューターによる解析よりも正確性が増す。
9)世界モデル
世界がどのように動いているかを、未経験なものであってもデータに基づきAIが学習するモデル。
10)格子暗号技術
データを複雑な幾何学構造の中に隠し、ノイズを加えて暗号化する技術。攻撃を防御するだけでなく、データを表に出さずに解析が可能。




