検索!お役立ち資料

 
皆様に参考となる資料を紹介するコーナーです。
お忙しい方でも、手軽にデータやトピックスにアクセス出来るように
工夫しています。
ご興味のある資料は検索してみて下さい。

  • 「2022年民主主義指標 - 前線の民主主義とウクライナを巡る戦い」
    • 【月刊アフリカニュースNo.125掲載】
    • *世界167か国の民主主義度合いについて、5つの評価項目に基づき数値化したもので、2006年からデータがある。数値に基づき各国はア)完全民主主義、イ)不完全民主主義、ウ)ハイブリッド、4)権威主義に分類されている。
      *2022年の政治体制に関する世界の状況は下表のとおり。
      NO.125_2022年の政治体制に関する世界の状況
      *2022年の状況は端的には「停滞」である。COVID19の流行で2022年から課されていた個人の自由の制限が撤廃されたことで状況が改善するという期待があったが、西欧を除き変化はなかった。逆にロシアはウクライナ侵攻に伴い国内での抑圧を強め、中国は年末までのゼロコロナ政策等により、ともに状況を悪化させた。
      *ウクライナ戦争は国家主権と民主主義との関係を明らかにした。侵攻前、ウクライナの民主化度は悪化していたが、主権を侵害されることは自由を奪われることだという認識が国民に行きわたった。一方、多くの途上国が中立もしくはロシア寄りの立場をとっているのは、西側が作った国際秩序への反発や、米国等がこれまで行ってきた国家主権の侵害という二重基準への批判があるからである。
      *アフリカでは完全民主主義は1か国(モーリシャス)のみ、不完全民主主義が6か国、ハイブリッドが14か国、権威主義が33か国である。その中ではアンゴラとニジェールが、低い出発点ではあるが状況を改善させた。一方ブルキナファソの状況が悪化、チュニジアは昨年のハイブリッドから権威主義に低下した。
      *アフリカではサヘルや西アフリカの軍事政権の継続、エチオピア紛争などの問題がある一方、物価高への不満をきっかけに市民が声を上げ始めており、またケニア、アンゴラ、セネガルの選挙では、選挙制度が機能していることが証明された。

    • “Democracy Index 2022: Frontline democracy and battle for Ukraine”
      Economist Intelligence Unit (EIU)、2023年2月
      Democracy Index 2022 | Economist Intelligence Unit (eiu.com)
  • 講演会イベント
  • 各国・地域情報バナー
  • 検索バナー
  • 外務省人事バナー
  • 在外公館一覧バナー