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- 「COVID-19とウクライナ侵攻による海外仕送りへの影響」
- 【月刊アフリカニュースNo.117掲載】
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“A WAR IN A PANDEMIC: Implications of the Ukraine crisis and COVID-19 on global governance of migration and remittance flows”
World Bank、2022年5月
https://www.knomad.org/sites/default/files/2022-05/Migration%20and%20Development%20Brief%2036_May%202022_0.pdf
サブサハラ・アフリカへの仕送りは、2021年に回復: アフリカはロシアのウクライナ侵攻の影響を最も強く受けている途上国地域である。侵攻の間接的な影響は時間と共に増大している。多くの国が石油/食糧の輸入国であり、急激な交易条件の悪化となっている。という事は、赤字と債務を増やし、インフレを押し上げ、実質所得と成長に切り込んでいる。アフリカは、85%の小麦の供給(内28%がウクライナとロシア)、トウモロコシ、食用油、肥料の価格上昇に大きく影響を受けている。肥料の価格は新しい農業シーズンに向かう農家に影響を与える可能性があり、深刻な中期的課題である。
アフリカの石油輸出国は価格上昇により利益を受ける。2021年は多くの問題が山積したが、アフリカへの仕送りは14%増、490億ドルであり、2020年の減少を補って余りあるものであった。