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- 「IMF2022年4月世界経済見通し:戦争は世界の回復を後退させる」
- 【月刊アフリカニュースNo.115掲載】
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“World Economic Outlook, April 2022: War Sets Back The Global Recovery”
International Monetary Fund、4月
World Economic Outlook, April 2022: War Sets Back The Global Recovery (imf.org)
*ロシアのウクライナ侵攻は、COVID19から回復基調にあった世界経済に多大な影響を与えている。戦争の激化、制裁の拡大、中国のゼロコロナ政策による景気の減退、新種株によるCOVID19の再流行などの不安定要因により、世界経済は下降リスクに直面している。
*戦争により、世界経済は地政学に基づく地域ブロックという細分化に向かうリスクもある。
*経済成長見通しは下方修正を迫られた(下表参照)
*2022年のインフレ率は先進国で5.7%、新興国・途上国で8.7%と予想される。ウクライナ戦争による影響を大きく受ける国の中央銀行は、インフレ抑制と成長促進との間の難しいバランスを迫られる。
*COVID19により多くの国で既に債務が拡大しているが、財政引き締めの中でも、必要な支出は続けなければならない。
*このような状況の中でも政策決定者は長期ビジョンを失うことなく、ディジタル化や化石燃料依存脱却などに取り組むべきだ。
*またウクライナ難民への支援や復興支援などに国際協力が必要だ。
主要国・地域の経済成長実績と見通し
(以上は本文からのコピー、図表は下記より参照して下さい。)