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  • 「腐敗認識指数CPI」
    • 【月刊アフリカニュースNo.88掲載】
    • ・Corruption Perceptions Index(CPI)は、各国の公的部門の汚職、腐敗程度を専門家と
      ビジネスマンによって、指数化したもので100点(非常に清潔)から、0点(非常に
      腐敗)となっている。今年は180ヶ国について指数化されている。2/3以上の国が、
      50点以下、平均43点である。
      ・ニュージランドが、最も汚れていない国とされ、87点である。北欧諸国が次であり、
      シンガポール、ドイツ、アイスランドと続いている。ソマリアが9点で最低であり、
      スーダン、南スーダン、シリア、イエマン、ベネズエラ、アフガニスタン、北朝鮮と
      続く。昨年から改善した国として、アンゴラは7点上がって26点で、146位となった。
       盗まれた50億ドルを取り戻したからである。サウジアラビアは、人権問題を抱えて
      いるが、4点上がって53点で51位となった。米国は2点を足して、69点で23位と
      なっている。
      ・EU諸国が、平均66で最高である。サブサハラ・アフリカは、地域として最低で平均
      32点である。汚職取締に対する厳しい動きがないとされている。セーシェルが66点
      で最高であり、ボツワナが61点で続いている、カーボベルデ58点、ルワンダ53点、
      モーリシャス52点である。低い方から、ソマリア9点、南スーダン12点、スーダン
      16点、赤道ギニア16点となっている。
      ・調査によれば、選挙時に資金の流れが自由な国、意思決定過程で広く協議が行われる
      国よりも、エリートが恵まれている国に汚職が多いとのことである。

       

    • “CPI 2019: Global Highlights:How corruption impacts political integrity”
      Transparency International、1月23日
      https://www.transparency.org/news/feature/cpi_2019_global_highlights

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