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- 「子どもとエイズ:2030年の世界で」“Children, HIV and AIDS: The world in 2030”
- 【月刊アフリカニュースNo.74掲載】
ユニセフ(国連児童基金)は、12月1日の世界エイズデーに合わせて、掲題報告書
を発表した。世界で、300万人の子どもと若年層が、HIVとともに生き、その半数以上
が東部・南部アフリカ地域にいると指摘している。
2030年までに、10歳以下の子どものHIV感染は半減するが、10歳から19歳の若年層の感染の減少率は29%に留まるであろう。そして0歳から19歳までの年齢領域で考え
ると、HIV感染は3分の1減少し、2030年には27万人になると予測している。
また、子どもと若年層のHIV関連死も、現在の11万9,000人から2030年には5万6,000人に減少すると見込んでいる。詳細は、本報告書のとおりであるが、「地域別の
HIVの現状と今後」、「HIV対策に関する課題へのアプローチ」など、詳細が報告され
おり、 その中で、HIV感染者は減少傾向だが、本来のHIV撲滅という目標には程遠い
状況も述べられている。
- https://data.unicef.org/wp-content/uploads/2018/11/HIV-2030-Brochure-UNICEF-2018.pdf
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