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  • 「アフリカの鼓動:2018年4月」 
    • 【月刊アフリカニュースNo.67掲載】
      サブサハラ・アフリカ地域の経済成長は2016年の1.5%から2017年に2.6%に上昇した。供給面からみると石油と金属の価格が上がり、生産が増加した。需要面からは、消費の増加と資源価格の上昇による投資の増加が寄与している。2018年の成長予想は、3.1%であり、ナイジェリア、南アフリカ、アンゴラの経済回復を反映しているが、2017年10月の”アフリカの鼓動”における2019~20年の予想3.6%に比較すると低い。本書の予測は石油、金属資源の価格の安定、世界の貿易拡大、外部金融市場へのアクセス、アフリカ諸国のマクロ経済の不均衡の是正と投資の拡大を前提としている。2018年地域の一人当たりのGDP成長は予想されるが、貧困層の大幅な減少には程遠い。 
      地域最大の経済であるナイジェリアの石油産業は回復するが、他の産業とサービス部門はあまり期待できない。南アフリカ経済はインフレの後退とビジネスの経済への信頼増加が、投資増加として経済全体を押し上げる、と予想される。
      アンゴラは、外貨の割り当ての増加、石油価格の上昇に伴う外貨の増加がビジネスの信頼増加に繋がり、成長率の増加が予想される。非資源国の2018年、2019~20年の
      成長は健全であろうと予想される。特に西アフリカ諸国、とくにコートジボワール、セネガルではインフラ投資に支えられ、確実な成長が期待できる。東アフリカでは、ケニア、ルワンダ、ウガンダ等多くの国で農業生産の旱魃からの回復などから成長が期待できる。

      本報告書はサブサハラ・アフリカ地域の電化の加速についてとりあげている。より多くの人々への電化の普及と加速、それを可能にするイノベーション、貧困の減少などが課題である。化石燃料を使った大規模発電施設の建設、あるいは大規模水力発電所の建設、最近は配電網に組み入れる太陽光、風力発電への投資が進められている。しかし、配電網によらないオフグリッド発電については、非常に限られている。人口の少ない農村地帯、あるいは遠隔地域への送電は、非常に大きなコストを伴うので、オフグリッドの発電の研究と普及が図られるべきとしている。電力部門のガバナンス―発電主体に民間の参入、電力価格の自由化等-の改革により効果的な電化の拡充の可能性を指摘している。
       

    • 資料名:“Africa’sPuluse,2018”、世銀、4月  
      http://documents.worldbank.org/curated/en/292931523967410313/pdf/125329-NWP-REVISED-PUBLIC.pdf   本文  
      http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2018/04/18/economic-growth-in-africa-rebounds-but-not-fast-enough?cid=EXTIK_Tokyo_eNews_P_EXT
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